「トゥーランドット」
我が師・茂山千之丞師匠が演出された『歌劇・トゥーランドット』観てきました。
イタリアの歌劇を、衣装とメークと演出で、ジャポニスクとどこか異国の融合した不思議な世界観の中で生き生きと魅せられた作品でした。
狂言まわしの役が、そのまま太郎冠者で、親近感120%!!
きちんとオペラを観たことがなかったので、比較はできないのだけれど、生の声の迫力、オーケストラの圧倒的な存在感にいつしかその世界に引き込まれて、最後にはその場にいられてよかった!!と感激しました。
あと、恥ずかしながら、このお話しをちゃんと読んだことがなかったので、最後までどうなることかドキドキしながら観られたのもよかったかな。
まぁ、とにかく人間、”愛”なんですね!!
愛!!!
自分の身を捨てて相手の幸せを願えるか、
”無償の愛”について考えさせられました。
先日オーディション番組で一夜にして世界に躍り出た、見た目イケてないオペラ歌手さん(名前忘れちゃった、、)がそのオーディションで歌った歌が、まさにこのトゥーランドットの歌だったんですね。
どんな場面の曲なのかがわかったのもちょっとタイムリーでした。
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コメント
“無償の愛”かぁ・・・。
尽くす事は尽くすんですけどね、
私はどこかに見返りを期待してしまうので、
無償の愛は永遠に与える事が出来ないかも(笑)
投稿: たら | 2009年7月28日 (火) 10:42
たらさん
たくさんたくさん尽くすと、最初はそんなこと思ってないのに、いつの間にか「こんなにやってあげてるのに」になって、相手に同じだけのものを期待してしまうんだそうです。
人間だもの。
でもその見返りを期待しない愛、目標です。
あぁぁ、まだまだ修行が必要そうです、、、
投稿: ゆきみずき | 2009年7月29日 (水) 20:14